自分のとてもとてもプライベートな部分は
あまり出すのは好きじゃないけど。
(もちろん楽しいことは黙っていられないので、すぐ出しちゃうけどね)
ちょっと、自分の中で抑えられない感情もあるので。
ちょこっとだけ、吐き出させてください。
あの日。
お寺の庭で遊んでくれた大きな手。
家族以外の「オトコノヒト」が珍しくて、
大きな体をかがめるように手をつないでくれたことが嬉しくて。
ずっとまとわりついてたっけ。
周りのオトナはみんな黒い服を着ていて
小さい私の相手なんか誰もしてくれなくって
その「オトコノヒト」だけが小さな私に向かって微笑んでくれた。
そのキオクだけが大人になった今でもずっと残ってる。
そして、その「オトコノヒト」と今の私は同じくらいの歳になった。
今度は私が黒い服を着て、その人に会いに行くのだけれど。
これが最後ですか?
もう手をつないではくれないのですか?
とても悲しいけれど
とてもとても苦しいけれど
あなたはもっと苦しかったんでしょうね。
今度は産まれたばかりのあなたの孫の手を私がつなぎに行きますね。
小さい頃 優しくしてくれた人たちとも 大人になると
別れが 来ますね! 寂しいけれど現実です。
生きて会えるときは、仲良く。そして、送り、送られ・・・ 子供に、ほほ笑むことのできた人、優しくできた人は、必ず、また良い所に生まれるそうです。また、必ず
どこかでめぐりあえますよ。
きっとそうですね。
今の出会いももしかしたら過去に繋がっているのでしょうね。
次のめぐりあいを楽しみに待ちます。
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