イルカは食べ物か否か
27日の毎日新聞のコラム【七転び八起き】で
「捕鯨とマグロ」について書かれていたのを読んで考えてしまいました。
捕鯨も昔は当たり前のようにされていて
もちろんそれを当たり前のように食してきたわけで。
(私たちよりもっと世代は前だけど)
それが動物愛護からか反捕鯨をうたわれ
いつしか食されることも珍しくなってきた昨今。
【クジラは食べ物ではありません】にシフトチェンジされたんだよね。
そしてこの記事で何を考えていたかっていうと
それは「イルカ問題」なのですわ。
最近とある映画で和歌山の太地町でのイルカ漁がクローズアップされ
非難されていたのをTVで見た人もいるとは思うんですが…
あれって、みんなはどう思うのかな?
「あんなに可愛いイルカを食べるなんてヒドイ!!」って思うのかな?
和歌山に近い三重の南部で生まれ育った私。
食べたこともあるし、お土産屋で売ってる切り身を買ったこともあります。
(買ったのはとしこだけど)
さすがに水族館でショーをしているイルカを見て
「美味しそう」なんてことは思わないけれど
食されるものだとして当たり前に思っていました。
だから今回のマスコミの報道でちょっと太地町の人が可哀想に思えてしまって。
食文化、思想の違いによってこんなに避難されるなんて、ってね。
「伝統はその国の風土、気候、知恵に根ざして培われたもの。
伝統食を軽んじることはつまり、これを捨てることである」―記事抜粋
いつしかイルカも鯨と同じように【食べ物ではありません】になっちゃうのかな?
果てには【マグロも食べ物ではありません】になっちゃうのかな??
ややこが大人になる頃
お魚屋さんに並んでいる魚はどうなっちゃうんだろう。
養殖はもちろんのこと、クローン魚ばっかになっちゃうのかな?
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